中小企業”応援”新たに84人委嘱
京滋から2人
経済産業省は二十一日、ことし一月に創設した「地域中小企業サポーター」に、演出家のテリー伊藤氏ら八十四人を新たに委嘱した。京滋関連では、東京、京都で事業展開している中小企業コンサルタント会社「クリップ」の島田昭彦社長、長浜市のガラス工芸製造販売会社「黒壁」の高橋政之社長が選ばれた。サポーターは地域で活躍する経営者や有識者らで、一月の委嘱分とあわせ計二百二十二人となった。農産品や観光など地域資源を活用し、事業展開を目指す企業を後押しする。具体的には「サポーターズサミット」や各種イベントなどに参加、成功体験やノウハウを伝授する。
都内での委嘱状交付式に出席した島田社長(四三)は「京都のよきものを全国、世界に発信する支援活動を通じ、京都に恩返ししたい」と話していた。
一月に委嘱された京滋関係者は次のみなさん。
嵯峨野観光鉄道社長 長谷川一彦(京都市)、ノムラフーズ相談役 野村善彦(同)、庵会長 アレックス・カー(同)、元美山町助役 小馬勝美(南丹市)、琵琶倉庫社長 笹原司朗(長浜市)