京都検定、実際に訪ねて演習 携帯で22日から配信
受検者数が落ち込む「京都・観光文化検定試験(京都検定)」を盛り上げようと、京都のゲーム会社などが、街中を探索しながら学ぶ「京都検定迷宮ドリル」を開発した。携帯電話の全地球測位システム(GPS)機能を使って、検定の出題場所を訪ね歩く仕組み。22日から配信する。
京都検定は2004年から毎年12月に実施。05年には1万2662人が受検し、全国各地で検定ブームが起きた。だが、その後は減少が続き、昨年は5199人にまで落ち込んだ。
検定を主催する京都商工会議所は、受検者のすそ野を広げようと、京都の様々なイベントを手がける企画会社「クリップ」(東京)に相談。同社がゲーム会社「スーパーノヴァ」(右京区)と組み、探索型のゲーム開発に乗り出した。
今回配信する設問は4題。過去の検定問題をベースに20~30代向けに作った。各ポイントで出題される謎を解きながら、次の目的地をめざし、全問正解すればゴールに着ける。所要時間は3時間程度だ。
配信は10月末まで。申し込みは、京都検定のホームページ(www.kyotokentei.ne.jp/game/)などから。参加費1800円。問い合わせは京都検定迷宮ドリル事務局(075・201・3056)へ。(堀田浩一)
元記事:
http://www.asahi.com/travel/news/OSK201109200189.html
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